苦手な人にスムーズに溶け込む

ネット専業リサーチ会社による就職意識調査によると、自分の職場に嫌な人や苦手な人がいると答えた人は男性で約65%、女性で約62%になるそうです。

そのような嫌な人や苦手な人にはなるべく近づきたくないというのが本心でしょう。

顔を合わせたくもなければ、会話もしたくないし、なるべくできるだけ避けて通りたいと考えているはずです。

しかし、そうしていると、返報性の原理によって、相手からも間違いなく嫌われてしまいます。

相手の立場になって想像してみればわかります。

自分を避けている人は、自分を嫌っているからだと思うので、そんな相手に好意を抱く事はまずありません。

こんな状況はなるべく早く改善しておかなくてはいけません。

さもないと、ビジネスの現場では、いずれ大きな損失を被る可能性が高いからです。

自分の方から、そういう相手とうまく接する方法があるので知っておきましょう。

「あの、田中さん。○○についてお詳しいですよね。それについていろいろと教えていただけないでしょうか。ぜひご相談にのっていただきたいことがあるんです」

相手の自尊心を満たす言葉を付け加えて、相談を持ちかければよいのです。

自分を遠ざけているようにしていた人から、こういう言葉をかけられれば、相手も悪い気はしないでしょう。

教えてほしいと頼まれたのですから、相手は先生の立場にもなっているのです。

自分を避けているように思えたのは、自分の見識や知性に畏敬の念を抱いていたからだとさえ感じてくるでしょう。

ただの勘違いだったのか、と思うようにもなります。

武装解除した接し方は、人の心を安心させるのです。

このようにして、自分の方から心を開いてしまえばすぐに打ち解けられます。

嫌な人や苦手な人が、すぐにそうではなくなるからです。

趣味でも仕事でも、相手の関心の高い分野や得意分野を持ち上げてあげましょう。

なかなか会話が弾まない苦手な人の心を開く方法

人は自分に関することや好きなことに関すること、興味を持っていることについて話しているときが最も楽しいものです。

リラックスして話していると、気がついたら自分だけが饒舌になっていたりすることもあるでしょう。

自分の話を真剣に聞いてくれる人がいれば、誰でも気分は良くなります。

よく「聞き上手は話上手」と言われているように、聞き上手な人は誰からも好感を持たれます。

自分を認めてくれたり、褒めてもらって嬉しくないという人は、ほとんどいないからです。

それはあなたが嫌だと思っている人でも、苦手だと思っている人でも同じです。

そのため、そんな相手の好きなことや興味があること、得意分野や関心が高いものをたくさん調べておくと、様々な場面で話題作りの役にたつのです。

「ゴルフを始めようかと思っているんですが… 」

「おすすめのビジネス書を教えてください」

「アメリカの金融緩和はどうなりそうですか」

「今年の巨人は優勝できそうですか」

会話に詰まってしまったら、こういうさりげない話を振って、相手の心を開かせればいいのです。

おそらく、あまりなじみのない人から評価されると、親しい人から評価されるよりも嬉しくなるはずです。

怒っているパワハラ上司や悪質なクレーマーに対処する方法

大声で怒鳴る上司や威嚇的な発言をしてくるクレーマーには、だれでも恐怖心を抱きます。

こちらの声は緊張してうわずり、対処法を探して混乱し、、パニック状態に陥るでしょう。

相手もそれを狙っているので当然です。

相手がこちらを支配して、自分の要求やわがままを押し通そうとしているのです。

心理学には同調行動と反同調行動という用語があり、相手に合わせることを同調、合わせないことを反同調と言います。

早口で話す人に早口で話し返したり、笑顔で話している人に笑顔で話し返すのは同調です。

大声で怒鳴ってくる人や威嚇的に迫ってくる人には、萎縮する事が同調になります。

相手の承認欲求を満たすことになるので、同調になるのですが、萎縮してばかりいると、相手が調子に乗ってしまいます。

適度に反同調することによって、こちらの冷静な態度のほうに相手を同調させなければなりません。

深呼吸して肩の力を抜き、落ち着いて勇気を出し、下記のように相手の威嚇的な言動をそのまま言葉にして伝えるようにしましょう。

「大声で怒鳴らないで下さい。周囲の方々に迷惑ですから」

相手が怒鳴り続けてきても、気にしないことです。

冷静に、ゆっくりと、もう一度繰り返しましょう。

「何をそんなに怒っていらっしゃるのですか?静かにしてください!とお願いしているのです」

興奮している人に対して、こちらも興奮して対抗したり、覚えていたところで、相手の攻撃は止まりません。

こちらが冷静な態度をとることが、相手をひるませるのです。

謝罪するときに相手の追及を緩和させる方法

長いお説教や厳しい叱責があると、うんざりさせられます。

早く終わらせてもらいたいために、「本当に申し訳ありませんでした」と何度も謝罪することもあるでしょう。

あるいは「本当に大変反省しております。今後は二度とこのようなことがないように気をつけます」などと何度も反省の言葉を繰り返している人もいます。

しかし、これは間違った対応で、逆効果になります。

相手はこちらのそういう態度に、不遜な心持ちを見出そうとして、もっと苦しめてやろううと、いつまでも叱責し続けることにもなるからです。

敵の攻撃を早くやめさせるためには、「感謝の言葉」を相手に伝えるべきなのです。

上司「だから俺はあれほど言っておいたのに、なにやってんだ!」

部下「部長、本当に助かりました。いつもありがとうございます。感謝いたしております!」

上司「え… なに… わかってんのか? まあ… そうだな…。とにかく今後はちゃんと気をつけろよ…」

部下「はい、どうもありがとうございます!」

興奮して怒っている相手をなだめる場合には、落ち着いて相手の不当な言語を伝えてあげるのが最も良い切り返し方です。

しかし、上記の例のように、こちらに明らかなミスがあって、謝罪を要求されるという激しい叱責にさらされる場面では、すぐに「感謝の言葉」を伝えるという方が効果的なのです。

「感謝の言葉」は、相手の承認欲求を満たして怒りを和らげさせる効果が高いからです。

「感謝の言葉」には、相手を気持ちよくさせる効果があるのです。

「ありがとう」と言われると、「いい加減にしろ!」とは言えなくなるはずです。

窮地に立たされた場面で使えば効果的であることを知っておいてください。

不当な押し付けをしようとする相手の言いなりにならない方法

一方的に自分の主張を押しつけて、自分に都合のいい要求を押し通そうとする人がいます。

早口でまくしたてたり、脅すような言動で迫られると、こちらは言い返すことができず、しどろもどろになってしまいます。

相手は、言い返せない状況を作り出そうとしているのです。

こういう状況で相手に会話の主導権を握られていると、こちらは混乱していて、冷静な判断力を失ってしまい、ついつい相手に賛同してしまいがちです。

こんな場合は、相手のペースを崩して会話の主導権をこちらに取り戻さなくてはなりません。

クレーマー「おい、どうしてくれるんだ。お前のせいだぞ。誠意を見せろ!」

賢明な応対者「えっ? 誠意を見せろですって? それは一体どういう意味でしょうか」

クレーマー「だから、誠意だよ、誠意! そのくらいわかるだろう。どうしてくれるんだ!」

賢明な応対者「意味がわかりません。私にどうしてほしいのですか?」

クレーマー「どうしてって…。そんな事わかるだろう…。つまり、その…」

このように不当な要求を突きつけてくるクレーマーはよくいます。

そんなときは、逆質問をすると、不当な要求が表面化し、相手の方が言い返せなくなります。

具体的な要求を言うと、恐喝未遂になるかもしれないからです。

反対せずに異議を唱える

会議でA案とB案の2つがあり、A案に賛成の人が圧倒的多数な時に、B案に賛成してA案に反対していると、全員から集中的に批判されかねません。

また、上司の意見に部下が反対意見を言ったりすると、上司は意地でもその部下を攻略しようと必死になったりするものです。

器量の小さい上司であればあるほどそういう傾向が強くなります。

会社の中で自分の意見の方が絶対に正しいからといって、真っ向から反対してしまうと、思わぬ敵を作ってしまいます。

最悪の場合、窓際族に追いやられるかもしれません。

人は誰でも自分の主張や意見に反対されると気分を害するからです。

そしてついには相手を嫌うようになってしまうので、反対してもプラスになることはないのです。

上司から部下としての意見を求められた場合は、このように言いましょう。

「私はそれでいいと思います」

「なるほど、それは確かにそうですね。納得しました」

「もちろん私も皆さんと同じB案に賛成です」

などと、最初に賛同の意思を表明します。

そうすることによって、相手が安心するからです。

そこでは、表向きは賛成をしているのですから、悩んでいるような態度は絶対に出してはいけません。

本心を見透かされる可能性があるからです。

とにかく上司の意見には露骨に反対と言わないことが大切です。

反論したい場合は「おおむね賛成ですが、一つだけ質問させてください。こういう場合はどうするのでしょうか?」などと言って、疑問点や納得のいかない部分だけを詰問するようにするべきです。

上司の返事が的外れであっても、賛成の姿勢は変えずに、さらに質問を追加すればいいだけです。

賛同者に対しては丁寧に説明してくれるはずです。

ただし、しつこい質問については賛同してくれないことになるので、その辺にとどめておきましょう。

嫌味なことを言ってくる人を切り返す方法

真正面からは攻撃してこないものの、言葉にはしばしに嫌味なことをかませて、不快な気分にさせる人がいます。

初めは、羨ましそうにして、こちらをおだてながら話しかけてきます。

そのため、まともな人ほど、うぬぼれていると思われないように、謙遜して否定しようとすることでしょう。

しかし、そこに皮肉屋の罠が仕掛けられているのです。

こちらの言葉を真剣に受け止めたふりをして、そこに嫌味なセリフをかませてくるのです。

そしてそこには嫌味なセリフの効き目を楽しむという陰湿な性癖を垣間見ることができます。

こういうタイプの人は、他人の幸福に嫉妬しているだけなので、相手にするだけ無駄なのです。

同僚A「すごいですね! 一戸建てを買ったんですって? いいなぁ」

同僚B「いやいや、とんでもない。一戸建てといったって中古ですよ…」

同僚A「中古と言ったって十分に財産になるじゃないですか。いいなあ」

同僚B「でもローンは30年組んであるし、会社から遠いし、そんなに良いものじゃないですよ」

同僚A「なんだ、ローンがあるんですか、それは大変ですね。ご主人は肉体労働だから、怪我でもしたらおしまいですもんね」

同僚B「そうなんですよ。大変なんですよ…」

このように、謙遜をすることで、嫌味を言われてしまいます。

相手に余計な情報を与えないように「別に」「それが何か?」と言って、それ以上踏み込ませないようにするべきなのです。

同僚A「すごいですね! 一戸建てを買ったんですって? いいなぁ」

同僚B「それが何か?」

同僚A「いや、すごいなぁと思って。何年ローンなの? 新築なの? 駅の近く?」

同僚B「別に、大した事じゃないですよ… 」

同僚A「へぇー、そうなんだ」

意地悪な人を切り返す方法

世の中には人を傷つけるのが大好きという意地悪な人がいます。

他人を傷つけて、自分が優位にあることを確かめたがる人なのです。

こんな人も、「別に」「それが何か?」と言って、切り返すのが一番なのです。

しかし、相手は一方的に意地悪なことを言ってくるので、防ぎきることができないこともあるでしょう。

そんな人を相手にする場合は、おちょくりの相づちを打ってはぐらかし、的外れな話題であることを相手に悟らせて、すぐに突き放すのが効果的です。

同僚A「ねえ、おたくのご主人て、一流企業のエリートだったよね」

同僚B「いえ、そんな事は無いですが、それが何か?」

同僚A「お仕事大変なんじゃないの。毎晩残業で大変なんでしょう?」

同僚B「まあ、そうかもしれませんけど。別に…」

同僚A「毎晩遅く帰ってくる旦那のほとんどが浮気の経験をしたことがあるってテレビで見たわよ。しかも、深入りするのがそのうちの半分くらいだって」

同僚B「そうですか…。それが何か?」

同僚A「だから、あなたも注意しないとダメだって事よ」

同僚B「なるほど。それはどうも。はっはっはっはーっ」

同僚A「えっ…」

まともに取り合う気がないことを相手に示すことで、それ以上仕掛けてこなくなるのです。

直接悪口を言ってくる人を切り返す方法

他人を故意に怒らせるのが趣味のような人もいます。

「お前のさっきの提案は酷かったな。そんなの子供でもできるよ」

「お前、そのスーツだせえよ!そんな格好で営業に行くからダメなんだよ」

こういう乱暴なセリフでこちらを怒らせようとします。

「やかましい、ほっといてくれ」と言い換えしたところで、即座に「お前、なんで怒ってるんだよ。人が親切に忠告してやってるのに」といって、おちょくってくるでしょう。

こういう相手は、「別に」や「それが何か?」といった台詞であしらおうとしてもしつこく絡んできます。

また、おちょくり相づちで「なるほどね、はっはっはっはーっ」といっても、やはり絡んできます。

相手はなんとしても、こちらを怒らせたいと思っているからです。

こんな人をまともに相手していても、言い争いになるだけです。

こんな悪口を言われたときには、腹が立っても切り返さないようにしましょう。

まず、相手に聞こえるように、大きなため息をつきましょう。

相手を一瞬だけにらみつけて、「またお前かよ」という哀れみの表情ができると上出来です。

どうしても怒りが収まらない場合は、いったんその場から離れてもよいのです。

とにかく何も言い返せないことが、相手を拍子抜けさせます。

何も言わずに、無表情で相手を見下すと、相手は不安を抱きます。。

沈黙することは、時間が経過するにつれて、攻撃的な作用を生み出すことがあるのです。

こいつは何を考えているのかわからない…。

反応がないということが、徐々に不安となって自分の身に跳ね返ってくるというわけです。

忙しい人に耳を傾けてもらう方法

いつもイライラして仕事で忙しい人や不機嫌な態度で仕事をしている人には、なるべく近寄りたくないものです。

「今忙しいんだよ、後にしてくれよ!」と逆ギレされるかもしれないからです。

しかし、急を要する仕事であれば、近づいて判断を求めたり、了解を得なければならないこともあります。

そんな場合は、「少しだけ」「2、3分だけお願いがあるのですが」というように、ほんの少しの時間を割いてもらえるように、条件付きでお願いすればうまくいきます。

部下「部長、ほんの少し難なのですが、1分ほど、よろしいでしょうか?」

上司「えっ? 今ちょっと忙しいんだよ…何? 言ってみろよ」

部下「あの、東西南北商社ですが、3%offなら100ロット受注できるのですが…」

上司「また値引きかよ。仕方ないな。3%だけだぞ」

部下「ありがとうございます。それから、これ精算書なんですが、。ここにハンコをお願いします」

このようにして、不意打ちでたたみかけると、案外すんなりと受け入れてもらえるのです。

「少しだけ」という条件を付けられると、「少しぐらいは応じなければ」という良心が芽生えるからです。

電話営業で約束を取り付けたい場合でも使えます。

営業マン「当社の新製品について、5分だけご説明にお伺いしたいのですが」

先方「そんなこと言ってどうせ5分では終わらないでしょう。今すごく忙しいんだよ」

営業マン「必ず5分で終わるとお約束いたします。お忙しい方にはいつもそうしておりますので」
先方「ふうん。本当に5分で大丈夫なのかな。じゃあ、来ていいよ」
営業マン「ありがとうございます。では今からお伺いさせていただきます」

アルコールを飲むと絡んでくる人をコントロールする方法

アルコールが入ると必ず絡んでくる上司がいます。

できるだけそういう人とは飲みに行かない方が良いのですが、誘われるタイミング次第ではそうもいかないこともあります。

そういう人が絡んできたら、どのようにして相手をコントロールすればいいのでしょうか。

相手が絡み始める前に、席を立って逃げるのが最善策です。

たとえ引き止められても、振り払って帰りましょう。

酔っているので記憶もハッキリしていないはずです。

一緒にいると絡まれるだけでなく、ついには泥酔状態になっている相手の介抱までさせられます。

その段階で放置すると、刑法の保護責任者遺棄で犯罪になります。

タクシーに乗せて運ばせようとしても、運転手さんは道路運送法により乗車拒否できます。

一人だけ残してさっさと帰ってしまえば、上司もそのうち淋しくなって帰ってしまうものなのです。

下品で非常識な人の言動をとめる方法

他人の悪口を言ったり、下品な言動でひんしゅくを買う人がいます。

しかし、本人はそれを不適切な言動と自覚していない場合も多々あります。

むしろ率直な自分の発言を誇らしく思っていることがあるので、とんでもない勘違いをしているのです。

「はっきりと本当のことを言って何が悪い」などと得意げだったりするのです。

また、周囲の人が引いてしまうような事を平気で言い、雰囲気を壊しているにもかかわらず、心の中では達成感を味わっていたりするわけです。

こういう人には、好き勝手に発言させずに、逐一確認させるために、オウム返しにして繰り返してやれば良いです。

自分がどれほど不適切な発言をしたのかを自覚させるために、もう一度その発言と向かい合わせるのです。

自分の下品な表情を鏡に映し出し、無理矢理見せてあげる感じです。

自分の不用意な発言を繰り返されることで、すぐに居心地が悪くなるのです。

よく遅刻するだめな部下の行動を改善させる

朝の出勤で遅刻してくる人がいます。

体調がよくないことを言い訳にして遅れるケースが多いかもしれませんが、実際には、前の晩にお酒を飲みすぎたり、夜更かししたために寝坊して遅れるというだめなケースが少なくないでしょう。

入社して間もないうちは、自己管理ができていないためにこうなるケースがよくあります。

いずれにせよ、ビジネスマンとしての自覚が足りないことに間違いありません。

上司から、「お前はクビだ!」とか「いい加減にしろ!」と何度も怒鳴られても、懲りずに何度も遅刻が繰り返されていると、上司の方がパワハラ扱いされかねない状態にイライラしてしまうでしょう。

こんな人は、何度上司に注意されて気まずい思いをしても、またしばらくすると何度も繰り返してしまいます。

なかなか行動が改まらないのです。

その原因は、「遅刻ぐらい、どうってことない」と本心ではそれほど悪いことではないと思っているからです。

3回遅刻したら1回欠勤扱いになるという就業規則がある場合でも「3回遅刻しただけで1日分の有給休暇がなくなっているのだから、十分な罰を受けている」などと、自分の行為を正当化したりするのです。

上司としてこんな部下に何度も注意するのはうんざりでしょう。

こんな情けない部下に付き合わされると、上司としての立場にいやけがさしてくることさえあります。

部下のこんな人の行動を改善させるには、下記のようにいましょう。

「どうしたら遅刻しないで出社できるようになるのか、原因と対処法をレポートにまとめて、今週中に提出してもらおうかな。私からは以上です」

遅刻を重大事態と認識させて、自分自身と向き合わせるのが最も効果的です。

会話しているときにすぐに感情的になる相手をコントロールする

こちらが話している途中で機嫌が悪くなり、「いや、それは違うだろう」「しかし、それは無理だろう」などとすぐに口を挟んで自分の話を勝手に始める人がいます。

こんな人とは会話のキャッチボールが成立しません。

人の話を最後まで聞こうとしないので、会話そのものに意味がありません。

そのため、誰もそんな人には話しかけたいとは思わないでしょう。

とは言え、しっかりと話を聞いてもらっておかなくてはいけない場合もあるのです。

そんな人には、怒った瞬間をすぐに証拠として突きつけてやりましょう。

そうすると、本人は自分の欠点に気付いて、徐々に感情をコントロールするようになるはずです。

怒るということが、どれだけ周囲を不快にさせて、社会人にとって恥ずかしい態度であるということを本人に認識させることがいちばんいいのです。

頑固で自分のやり方を変えない人に従わせる方法

仕事で自分の決めたやり方にこだわる人は少なくありません。

それが間違うことがなく、慣れていて安心できる合理的な方法だからと信じて疑わないからです。

しかし、仕事は集団でこなしていくものなので、個人の仕事のやり方を変えてもらわなくては成立しないこともあります。

そんなときに、頑固な人ほど仕事のやり方を変えたくないと抵抗してしまうものです。

そのこだわりは自己防衛の一つなので、無理やり捨てさせようとすると、身を守るものを取り上げられるような不安を感じるからです。

そんな人は、普段から周囲の人に「あの人は協調性がない人」「あの人は頑固な人」と陰口を叩かれていて、孤立しています。

本にもすでに自覚しているので、何を言われても動じません。

そのため、職場で頑固な人だと思える人を見つけたら、その時点で今後に備える準備を始めておくべきなのです。

頑固な人には、頑固な人なりのいくつかのこだわりがあります。

それをしっかりと理解した上で、そのこだわりを高く評価しておけばいいのです。

頑固な人は、自分のこだわりを高く評価してくれる人には、案外親切にしてくれるものです。

自分を理解してくれる人が少ないので当然そう思うでしょう。

そんな関係があれば、仕事の流れを変えるだけの相談を持ちかけたときに、新たなこだわりも構築してくれるのです。

女性の上司が男性の部下を操る方法

女性が上司になると、男性の部下のほとんどは居心地が悪くなります。

男尊女卑の意識が根底にあるため、女性に指示されたり、命令されることに抵抗を感じるからです。

仕事をこなしていく上で、男性も女性も関係ないはずですが、慣れるまでは、「俺の上司は女なんだよ」という愚痴をこぼしてしまうほどの心の葛藤が起こってしまうのです。

そのせいか、上司になった女性のほうも、「なめられてたまるか」と言わんばかりに、とんがったスタイルになっているケースも少なくありません。

中には、乱暴な言葉で命令する女性上司もいるほどです。

これでは、女性の上司も、男性の上司も、仕事をするたびに疲れるばかりです。

これを改善するには、女性の上司が男性の部下が持っている男尊女卑の考えを逆手にとればいいのです。

まずは、男尊女卑を認めた上で、男性の部下を気遣う挨拶の言葉をかけてあげます。

男性は単純なので、これだけでも男性の面目を立ててくれる女性の上司に一目置くでしょう。

その後は適度なタイミングで、男性に仕事をする気を起こさせるセリフをはさめばいいだけです。

そうすれば、男性の本能が目覚めていきます。

新しい女性の存在が男性を活気づけるという心理作用もあるので、それをうまく利用しましょう。

仕事のミスが多い弱気な部下をサポートする

仕事でミスが多くて、成績の良くない部下をもつと、うんざりさせられます。

そういう部下は、自分に自信がないこともあってか、元気もありません。

朝の挨拶で「おはよう!」と声をかけても蚊の鳴くような声で挨拶を返します。

「そんなんだからダメなんでよ!」と怒鳴り付けたくなるかもしれませんが、それは逆効果です。

さらに落ち込んで、出社拒否するようになったら、パワハラ行為として問題視されるかもしれません。

上司の役割は部下をやる気にさせることなので、部下を追い込んで鬱にしたら失格です。

人が自信をなくしたり、やる気をなくすのは、自分が評価されていないと感じるケースがほとんどです。

自己肯定できなくなるので、あらゆる面で及び腰になってしまうのです。

部下に期待して、丁寧なサポートを続けていると、徐々に効果が現れます。

「慎重で丁寧なのが君の長所だ」などとフォローし続け、期待してやれば、いずれは優秀な部下に成長できるというわけです。

周囲の人々の関心が、労働者の生産性向上に寄与することもあるでしょう。

無茶な目標を要求してくる上司の目標を下げさせる方法

上司の中には、自分の部下のことよりも、自分の上司たちに目が向いている人もいます。

上層部から評価されることだけを考え、部下には無理な要求を押し付けてきます。

大きな目標を部下に与えることで、それが自分の実績になると思い込んでいるわけです。

しかし、達成不可能な無茶な目標は、いずれなくなってしまい、無意味なものになるでしょう。

出来るわけないので、モチベーションが低下し、部下の誰にも見向きもされなくなります。

上司が決める数値目標は、手の届く範囲にしてもらわなければ、部下が困るのです。

例えば、最初に80%という低めの数字を打ち出せば、そこからの狭い範囲での交渉になるわけです。

これは、値引き交渉でも大きな威力を発揮します。

面従腹背を行う部下の行動を改善する方法

上司の立場から部下を見ていると、面従腹背の部下は大体見抜けるものです。

部下の方がばれないと思っていても、部下の会話のてん「了解しました。今日から実行致します」という言葉と、あの表情、態度、身振りなどの要素が一致していなければ、 「こいつは返事だけで、実際にやろうとは思っていないな」と分かってしまうのです。

嘘がバレるのは大体こういう時なのです。

話している言葉は本当のことを言っているつもりでも、顔の表情や動作から本当のことを言っていないということが伝わってしまうのです。

人間の目や耳はとても優れた感覚を持っているので、何となくピンときたということが、当たっていることも少なくないのです。

ですから、面従腹背が行われそうな部下がいる場合には、最初にその証拠をつかまなければなりません。

証拠がなければ、潔白を主張されたときに困ります。

しっかり証拠を掴んだら、こういう部下はしっかり忠告しておくべきでしょう。

一度だけ激しい怒りを表しておくことが大切です。

面従腹背を行う人というのは、相手をなめてかかっているからです。

普段はおとなしそうに見えても、怒ると怖いということを知らしめておくと良いでしょう。

報連相をしない「優秀な部下」を更生させる方法

仕事で実績がある部下は、上司をなめてかかっていることがほとんどです。

自分のおかげで上司の面目が立っているという思いが部下にはあるからです。

このような部下は、上司が平社員の頃にたいした実績を上げていなかったことを知ると、さらに上司をみくびることになるでしょう。

上司に能力がないと、部下は上司に報連相(報告・連絡・相談)をすることさえなくなります。

能力のない上司からの意味不明な指示や命令を受けると、やる気までなくなってしまうと考えているからです。

これを心理学ではアンダーマイニング効果と言っています。

勉強のできる子供に、周囲が勉強の仕方を細かく指図すると、やる気がなくなったり、テストで満点を取るたびにお小遣いを与えていると、それまで好きで勉強をしていたのに、お小遣いをもらうことが目的となって、やる気がなくなっていくなどの例があります。

しかし、部下が報連相をしたくないという事は、上司としては困りものです。

とは言え、無理矢理させようとすると、やる気もなくなるでしょう。

こんな場合は、アンダーマイニング効果とは逆のエンハンジング効果を使うといいです。

上司が教えを乞うようにしてやると、部下は自尊心をくすぐられ、自分の方から喋りたがるようになります。

エンハンジング効果とは、もともとやる気ある人には、外部の賞賛が最も効果的ということです。

偉そうな相手を手玉にとって動かす方法

自分の方が地位が上なのに、偉そうな言葉遣いをしてきたり、こちらがミスをすると、それにつけ込み大げさに騒いで恥をかかせようとしてくる人がいます。

自分の方が下であることが気に食わないため、背伸びをしてこちらと対等に見せたり、自分の方が本当は優位に立っていると思い込んでアピールをしたがるわけです。

こういう人に注意をしたところで、「誤解ですよ。そんなこと気にしてらしたんですか?」「そんなつもりで言ったんじゃないんですけどね」などとはぐらかしてきます。

こちらの度量が小さいと言わんばかりに、見下してくるわけです。

こんな相手には、生意気なプライドを逆手に取る方が良いでしょう。

「いくら営業成績のいい君でも、大手のA社から注文を取ることはできないよな?」

褒めてからけなされると、反発心が湧き上がってくるのが、こういうタイプです。

本人が得意分野と思っているところを刺激して、面倒な仕事をどんどん与えていけばいいのです。

相手の挑発に乗せられないように自分をコントロールする方法

イヤミや皮肉を言われると、誰でも腹が立つものです。

罵倒されると、すぐにこちらも頭に血が上ります。

そこで怒って相手に向かっていくと、相手の思うツボで、後は大げんかに発展するかもしれないわけです。

とは言え、じっと我慢しているばかりでも、ストレスが溜まる一方です。

嫌な相手と接している時にも、緊張したり、興奮したりしない方法に体感コントロール法という方法があります。

これは技術訓練法をベースにした興奮や緊張を緩和する方法なのです。

まず体感によって脳をコントロールしてリラックスさせるために、ゆっくり深呼吸します。

次に体から力を抜きます。

そして目を細めて、近くを見ていても遠くを見ている様にしていきます。

そこで手に汗をかいていたら、すぐに拭います。

そうすることで、いまは平常時という信号を脳に送り、副交感神経を刺激します。

すると、徐々に心は落ち着いてくるのです。

全身が落ち着いてきたら、今度は意識作用によって、緊張や興奮をなくすように心がけます。

例えば、相手の挑発的な言葉を客観的に聞くように努めましょう。

「この人はボキャブラリーが少なく、単調な悪口ばかりだな」

「この人は怒り出すと滑舌が悪くなって聞き取りにくいな」

その人が吐くセリフを赤の他人が発言しているように、観察しながら批判的に聞いていると、少しずつ落ち着いていくのです。

意図的に、自分に向けられたセリフという受け止め方をしていないからです。

さらに、相手を何か奇妙なものとして客観的に捉えるのも効果的です。

顔のパーツや服装などを目を細めて批判的に観察していきます。

このようにして、意識を集中させると、心が落ち着いて平常心に近づくことができるのです。