人間関係を築くのが苦手な人の中でも1番多いのが無口な人です。

コミュニケーションが重視されるようになってきている現代では、無口はプラスよりもマイナスに作用することの方が多くなってきているようです。

同じ職場の同僚や友人との付き合いだけであれば、特に話をしたくなければ話さなくてもいいですし、「あいつはああいうやつだから」と言って無口な人と話さないでも済まされますが、これがビジネスの交渉や営業で、相手がお客さんや取引先の社員の場合には、そういうわけにはいきません。

ビジネスなので、仕事に必要な最低限の話さえできればいいと言えば確かにその通りなのですが、雑談が全くできないような無口な相手だと思われると、お客さんや取引先の相手に「どんな人なのかよくわからない」「いったい何を考えているのかわからない」という警戒心を持たれてしまい、ビジネス自体に悪影響を及ぼす可能性もあります。

大半の人は、コミュニケーションを取るのが難しい相手に対して苦手意識を持っているかもしれませんが、むしろ逆に考えるべきです。

例えば、商談や交渉で、取引先の相手が無口で気難しそうに見える人の場合、運が良かったと思うべきなのです。

というのも、実をいうと無口な人の方が、コミュニケーションを取りやすい人よりも仲良くなりやすいからです。

それは、無口な人というのがあなたにだけ無口なわけではなく、他の誰に対しても無口な人である可能性が高いからです。

ということは、互いに打ち解けて気軽に話せるようになれば、すごく仲良くなることができます。

他人に対してなかなか心を開かない人であるからこそ、 1度心を開いてくれれば深い付き合いができるようになるのです。

人当たりが良くて、話がうまくて、ハキハキと話して、周囲に自然と人が集まってくるようなタイプは、基本的には誰に対しても同じように接します。

そういう人と打ち解けて仲良くなるには、むしろかなりの時間を要します。

普段から多くの人と接して、誰に対しても友好的に接しているので、どうしてもあなたはその他大勢の人になってしまいます。

相手の心の中まで、簡単には入っていくことができないのです。

逆に無口な人というのは、誰と接しても無口なので、周囲の人もほとんど話かけることがありません。

そのようなタイプであれば、それほど友達は多くないでしょう。

親友といえるような深い仲の友人が2 、3人いるくらいだと想像できます。

ということは、打ち解けることができれば、深い仲になれる可能性はむしろ高いと考えられます。

無口な人には、周囲の人がほとんど話しかけないので、1番仲良くなれれば、その人にとって唯一の存在になることができるのです。

人は基本的には自分に注目してもらいたい、話しかけてもらいたい、理解してもらいたいという欲求があります。

これはすべての人が必ず持っている欲求です。

それにもかかわらず、無口でほとんど話さない人というのは、相手に警戒心があってなかなかしゃべれないか、どんな話をすればいいのかわからないかのどちらかでしょう。

人と話すのが嫌いというのではなく、本当は話したいけど話せないという人なのです。

そういう人に話しかけると、最初は一瞬戸惑った表情になるかもしれませんが、それは単に驚いているだけであって、嫌がっているわけではありません。

相手の表情を見ることで、相手が驚いているか、嫌がっているかの判断はできます。

嫌がっている人は、「眉が下がる」「下瞼が上がる」「鼻にしわが寄る」「上唇が上がる」というような表情が現れます。

驚いている人は、「眉が上がる」「目を大きく見開く」「口が開く」「あごが下方へ下がる」というような表情が現れます。

このような表情を観察することによって、相手が驚いているだけで、話したいけど話せないのか、話すのを嫌がっているのかを判断し、相手が話したがっている場合には、雑談でも挨拶だけでもいいので、あなたから積極的に話しかけてあげましょう。

そうすれば、そこから新たな人間関係が始まるはずです。

無口な人であればあるほど実は話したがっている、1度仲良くなれたらすごく仲良くなれると考えましょう。

人間関係で生じた怒りやストレスを消して、仕事で成果を残す習慣

人間関係というのは常に良好な状態であるとは限りません。

ときには怒ったり、イライラする事もあるでしょう。

人間は感情のある生き物なので、付き合いがあればそういうことはよくあり、衝突や摩擦がないほうがおかしいくらいです。

大切なのは、そうしたことが起こった場合の怒りやイライラへの対処の仕方です。

それでは、どうすればいいのかというと、腹が立ったら1度、冷静になって気持ちを整理します。

腹が立った時に、自分の怒りをすぐに言葉に出してしまう人がいますが、そんな人は大体、 「自分の方が論理的に考えて正しい」と思い込んでいます。

しかし、人は論理よりも感情の方がはるかに早く表情に出てきてしまいます。

そうすると、無関係なことを持ち出したり、要点がずれてしまったりすることが多くなります。

感情が先に出てしまい、論理的な考え方や言葉の制御ができなくなり、怒っている理由が、相手に対して論理的に伝わらなくなることが多くなるのです。

人間の心の中にある怒りというのは、本当に伝えたい部分と感情とがあり、両方を同時に相手に伝えようとすると、相手には感情の部分だけが届いてしまい、相手はそれに対して反発します。

そうなると、感情がぶつかり合うだけで、本質の部分にまで到達しません。

しかし、ある程度の時間を置くことで、感情が落ち着いていれば、本当に伝えたい怒りが明確になって、相手に伝わるようになります。

そうなると、感情がぶつかり合う喧嘩ではなく、原因究明や落としどころについて論理的な議論ができるようになります。

これはビジネスで商談や交渉などの間に起こる問題などにも当てはまります。

段取りに手違いがあったとか、事前に決まっていた金額と違うなど、様々な問題があるでしょう。

そのようなことがあった場合でも、その場ですぐに相手を非難したり苦情を言ったりせずに、一旦自社まで持ち帰ります。

そこで冷静になって、問題が生じた原因を究明して対策を立てます。

冷静な判断をしてから、相手から説明を求めたり、苦情を言ったり、状況によっては法的手段に訴えたりすればいいのです。

一時的な感情に任せて相手を非難したいすると、問題が大きくなってしまうことも考えられます。

冷静に分析したら、こちら側に落ち度があったというケースも無いとは限りません。

自分の気持ちを落ち着かせて冷静になる方法としておすすめなのが鏡を見ることです。

人は怒ったりイライラしたりして感情が乱れていると必ず表情に現れます。

そこで自分の表情を客観的な視点でながめるのです。

近くに鏡がなければスマホを使って鏡代わりにします。

自分の怒った顔を見て冷静になることができるので、怒りを沈める方法としておすすめです。

紙に書くだけで怒りを消す技術

時間を置いたり、冷却期間を作って感情を落ち着かせるのも効果的ですが、それに加えて感情を整理する方法としておすすめなのが書く事です。

相手に腹が立ったりイライラした時に、家に帰ってから、その腹が立った事を紙に書き出していきます。

ノートでもチラシの裏でも何でもいいので、自分が腹が立った理由を全て箇条書きで書き出します。

腹が立ったことを一通り書きだしたら、そこから感情的に書いた内容を消していきます。

論理的に説明できることや、客観的な事実だけを残して、自分の感情だけで腹が立っていることに、線を引いて消していきます。

すると、大半の場合、腹が立った原因のほとんどは消えてしまい、トラブルになった本質的な原因だけが残ります。

このようにして紙に書くことで自分が腹がたったり、イライラしている感情を文字という見える形にしてみます。

目で見ることで、人は冷静になることができます。

誠実なことや理不尽なことに対して相手に文句を言う時に、ただ感情的に訴えても解決しない事はなんとなく分かっています。

しかし、頭の中だけで考えていても、論理よりも感情のほうが強くなってしまうので、どうしても感情を相手にぶつけてしまいます。

それを防ぐために、怒りの原因を全て外に出して、冷静な状態で論理と感情を整理します。

一旦感情を見えるようにしてから消すという方法は、整理がしやすく、とても効果的です。

脳の外に出すというだけであれば、怒りを口に出すだけでも良いのですが、そうすると独り言を言っているようになるので、職場などではなかなかできないでしょう。

そんな姿を誰かに見られてしまうと、面倒なことに巻き込まれるかもしれません。

また、パソコンに入力していくという方法もありますが、キーボードで打つよりも、文字を書くこと自体にもストレスを発散する効果があるので、紙に書き出していくのが最適です。

もちろん怒りを抑えるためだけに、紙に書き出して整理するというわけではありません。

ビジネスの世界では、主張すべきところはしっかりと主張しなければ、後々取り返しのつかないことにもなりかねません。

そのため、言わなければいけないことは遠慮せずに必ず伝えて下さい。

ただし、その際に感情的になって発言するのはやめるということです。

つまり、紙に腹が立つことを書き出していくのは、相手に言うべきことだけを言うために感情を整理する方法なのです。

ちなみに、論理と感情のバランスは、コミニケーションの種類によって異なります。

上記のように、ビジネスは、感情を抑えて論理的に伝えることによって成り立つものです。

しかし、恋愛の場合は、逆に論理を抑えて感情で伝える方が上手く行きやすくなります。

同じコミニケーションといっても、ビジネスと恋愛では抑えるものが真逆になるのです。

上司との関係を良好にする裏技

相手とのコミニケーションや人付き合いでより重視していただきたいのが、空間をコントロールするという考え方です。

人は誰かと接する際に自分が居心地がいいと感じる空間を維持するために、無意識のうちに相手と距離を取ろうとします。

その距離は、相手との関係の親密度によって変わってきます。

その距離はパーソナルスペースと言われ、4つに大別されます。

0~15センチ-体が接触できるくらい親密な距離

15~45センチ-簡単に体の接触はしないものの、かなり親しい人と会話する距離

45~75センチ-相手をつかまえることができる距離

75~120センチ-両手を伸ばすと触れ合うことができる距離
まだあまり打ち解けていない人と会話する距離

それによると、親密度が深まるほどパーソナルスペースが短くなり、近くにいても居心地がいいと感じることがわかります。

体の物理的な距離は、心の距離でもあるので、物理的な距離を縮めることができれば、相手との心の距離を縮めることもできるのです。

そのため、仕事で相手との距離を縮めたかったり、上司とさらに打ち解けて信頼される関係を築きたい場合は、はじめに体の距離を近づけることを考えるべきでしょう。

それが空間をコントロールするということなのです。

例えば、上司と一緒に食事に行くことになり、イタリアンレストランか蕎麦屋かカウンターのあるラーメン屋の中のどれかに行くことになったら、ラーメン屋を選ぶことをおすすめします。

レストランや蕎麦屋でテーブルをはさんで座るよりも、ラーメン屋のカウンターの方がはるかに体の距離が近くなるからです。

とにかく体の距離を近づけることが先決です。

体の距離が離れていると、上司と会話をしていても、その距離に合わせた会話になってしまいます。

上司がテーブルの向こうにいるようでは、仕事の話か、つまらない世間話しかできません。

しかし、ラーメン屋のカウンターで上司の隣に座ると、相手の心のハードルが下がり、プライベートな話が出てきやすくなるのです。

同様に、デートする場合は、イタリアンレストランやフランス料理店よりも、寿司屋のカウンターで食事をしたり、バーのカウンターでお酒を飲む方が効果的です。

というのも、対面するよりも横並びになる方が相手との心の距離が近くなるからです。

カウンターであれば、相手との物理的な距離は15センチくらいになるでしょう。

体の距離が近くなるので、自然と親密な関係になっていくのです。

そして、そのくらい近くなると、相手が「こんなに近い距離にいるからこの人とは親密なんだ」と感じやすくなるので、デートにも適しているのです。

カウンターが心の距離をコントロールするのに効果的なように、ビジネスではオフィスのテーブルが役立ちます。

例えば、会議室においては、四角いテーブルは座った人が相対する形になるので、相手との距離が生じて、上下関係が現れやすくなると言われています。

そのため、出席者から率直な意見を求めている場合や、どんどん意見を言い合うブレーンストーミングをしたいというときには、四角いテーブルではなく丸いテーブルがおすすめです。

丸いテーブルは座った人それぞれの対面する距離がほぼ同じになるので、上下関係の序列が出にくくなり、その場の一体感が高まると言われています。

また出席者が発言しやすくなる効果があり、いいアイディアが出る可能性が高いとも言われているので、会議やブレーンストーミングでは丸いテーブルを使うのが最適です。

上司に悩みを相談したかったり、率直な意見を言いたいことがあるという場合でも、丸いテーブルを使うと良いでしょう。

逆に上司が部下の悩みを聞きたい場合も同じです。

互いに心の距離が近く感じて、自分自身も意見が言いやすくなり、上司も、より親身に接してくれやすくなるのです。

しかし、丸いテーブルはその場の全体の意思決定ができにくくなるという面もあります。

意見は出やすいものの、それがまとまりにくいのです。

活発な意見交換をするブレーンストーミングなら丸いテーブルで、意思決定が重視されるような会議では四角いテーブルというように、状況に応じて上手に使い分けることが大切です。

ブレーンストーミングは個人で考えて、集団で精度を高めていくものといえます。

アイディアを考える際に、 1人では数は多く出ますが、その分だけアイディアの質はあまり高くはありません。

しかし、大勢で考えると、発言機会の違いや、遠慮などがあり、あまり数は多く出にくいのですが、その分だけ、様々な発想が融合し、アイディアの質は高くなる傾向があります。

そのため、個人がアイディアを出し合って、それを集団で磨いていくという方法が会議やブレーンストーミングには最適です。

仮想の上司を作って上司に気に入られる方法

上司とうまく付き合えなかったり、接し方が分からなかったり、考えていることが理解できないなど、ビジネスマンにとって職場の上司との人間関係の悩みは、いつの時代も尽きることがありません。

年配の上司の考えていることがわからなかったり、うまく付き合えないという若いビジネスマンが上司との人間関係を良好にする方法としておすすめなのが、仕事以外のところで上司と同じ世代の友人を作ることです。

今の若い世代は、年上の人と接する機会がなかったり、年上の人のことを理解するという経験をしていない人が多いようです。

そのため、それを今から練習してみるという発想が大事で、その練習相手になってくれるのが年上の友人なのです。

1番簡単なのは、バーや飲み屋のカウンターで年上の人と一緒にお酒を飲むことでしょう。

そこで隣に座った年輩のおじさん達に、積極的に話しかけることを繰り返していると、相手もいろいろなことを話してくれて、その世代の人がどんな時代を生きて、どんなものの考え方をしているかが自然とわかってきます。

相手を理解しているので、こちらも少しずつ言いたいことが言えるようになります。

世代や年齢が違うというだけで、同じ人間として友達になれるのです。

仮想の上司を見つけると、上司の世代との接し方を練習できて、相手を理解することもできるようになります。

年配の上司と上手に付き合うにはそれが最も近道でしょう。

ただし、これはあくまでも仮想の上司であることがポイントです。

例えば、間違って失礼なことを言ってしまったとしても、相手が上司であれば日々の仕事に直接影響する可能性がありますが、バーで知り合ったというだけならば「すいません」で済みます。

もしも相手を怒らせてしまったとしても、仕事に影響することはありません。

隣の人に話しかけても話が合わなかったのであれば、それはそれで終わらして、また別の人と話せばいいのです。

相手と話があって打ち解けることができたら、その世代の人がどんなことを考えているのかを教えてもらいましょう。

話している間に、そういったものを学んでいきましょう。

そこで、「僕の上司は〇〇さんと同世代なのですけど~ 」と相談してみるのもいいかもしれません。

仮想の上司を見つけるために飲みに行くので、行くお店もそれなりの所を選ぶ方が良いでしょう。

安いお店よりは、ある程度高くても良いお店を選ぶ方がそれなりの人脈ができるはずです。

とはいえ、声をかけること自体に慣れるという目的であれば、初めは立ち飲み屋さんでもいいです。

そういった経験は、会社で上司と接する際に必ず役立ちます。

上司と同じ世代の人と仲良く話をしているということが自信になり、上司との心の距離を大きく縮めることができるようになるのです。

上司といえどもビジネスマンである以前に人間なので、そういう人の心を掴むのであれば、人間の部分に注目することです。

上司としての顔の内側に入り込むことができれば、人間関係を良好にすることができます。

そのためにも、年配の友達を作ることはとても効果的です。

部下や後輩に仕事の楽しみを教えて信頼される上司になる方法

もしあなたが30代であれば、社会人としては中堅どころでしょう。

そうであれば部下がいる人も多いはずです。

あなたが20代でも、部下がいなかったとしても、後輩がいる人は多いでしょう。

20代から30代の人は、課長クラスの上司や年輩の上司と、後輩や若い部下にはさまれていて苦労が多い世代です。

そして上司に対する悩みと同じくらい悩みの種なのが、後輩や部下との人間関係なのではないでしょうか。

上司と部下、あるいは先輩と後輩という関係で欠かすことができないのが、「育てる」「教える」ということです。

それはビジネスの中での関係なので、もちろん仕事に関する要素が入っています。

仕事を教えたり、部下を育てる場合、どのようにすれば部下や後輩と上手に付き合っていくことができるのでしょうか。

最高の上司というのは、仕事の楽しみ方を教えてくれる人です。

というのも、そういった上司や先輩の下で仕事をしている人は、自分で仕事を楽しくしようとします。

仕事を楽しむために様々な技術を身につけたり、知識を学んだり、人間関係を築いていきます。

そして、仕事を楽しむために行うことすらも楽しもうとします。

上司として部下や後輩に仕事を教えるのであれば、仕事のやり方を教えるのも大切ですが、最も教えるべきなのは、仕事の楽しみ方です。

仕事で失敗をして仕事が嫌になりかけている部下にも、希望していない部署に配属された部下にも、未経験で自信のない仕事にまわされた後輩にも、どのようにすれば仕事を楽しむことが出来るのか、そのヒントだけでも教えてあげられることができる人が、尊敬され、慕われる上司、後輩になれるのです。

苦手な人をなくす方法

人間関係を良好にする方法として、よく耳にするのが「相手の良いところに注目する」という方法です。

これはあながち間違いではありません。

ただし、良いところに注目するというのは、簡単なことではありません。

というのも、良い所というのが漠然としていてわかりにくいからです。

わかりにくい物を探そうとするので、なかなか見つからずに苦労するのです。

そこでおすすめなのが、より具体的な良いところを探す方法です。

それは、相手が自分よりも優れているところを探すということです。

性格でも、見た目でも、特技でも、経歴でも、ライフスタイルでも、なんでもいいです。

自分よりも相手の方が優れている能力を、あなたの相手に対する苦手意識が大きくなる前に3つ探し出すのです。

3個所探すのにも理由があります。

1箇所だけでは、実際にはそうではなかったと言うことが明らかになったときに、相手の良いところがなくなってしまいます。

逆に3箇所以上では、見つけるのが相当難しくなります。

2箇所でも構わないのですが、探すこと自体を練習するという意味であれば、少し手間がかかる3箇所くらいが最適です。

3箇所見つけておくと、 1箇所間違っていたとしても、あと2箇所残っているので安心です。

相手の良いところを探すことには大きなメリットが2つあります。

1つは、仕事でかなり有利になることです。

そのポイントが活用できる仕事を与えられたときに、その人を頼りにできます。

この仕事に関しては、自分よりもあの人の方がうまくできる」と相手に頼りやすくなります。

そしてもう一つは、さらに重要と言っていいでしょう。

それは、相手が自分よりも優れているところを探すことを習慣化してしまうと、相手がどういう人であっても、ある程度好意的に見ることができたり、尊敬できるということです。

ウマが合わない人や嫌いなタイプの人であっても、相手を完全否定してしまうことがなくなります。

「あの人はこういうところがダメだけど、ここに魅力があることは認める」という感じで、相手を見ることができるのです。

相手の個性をたくさん見つけて、その大半が嫌いであっても、 1つでも尊敬できるところがあれば、その人と会う際には、それを学ぼうと思えるようになります。

「あの人とは性格が合わなくて、大嫌いな人だけど、〇〇の能力の高さは相当なものだ」と思ったら、それを学ぶために話せばいいのです。

そうすれば、案外相手と話すのが嫌にならないものです。

その点に関しては、尊敬できるようになるのです。

また、相手の優れているところを見る事は、自分のストレスを減らすことにもつながります。

学ぼうという意思があれば、「あの人と会いたくないなぁ」「気を使うので面倒だ」というマイナスの感情がなくなるからです。

大切なのは、よく耳にするような、ただなんとなく良いところを見るということではなく、嫌な人とも話すことができるようになる、尊敬出来るようになる、ストレスをなくすことができる、仕事にも利用できるというようなメリットがあることを意識して探すことです。

ただ漠然と見ているだけでは観察しているだけにしかなりません。

どうして自分より優れたところを探すことに意味があるのか、それを探してどのように利用するのかを意識しておけば、相手を積極的に観察することができて、良いところがたくさん見つかるはずです。

いいところに注目すれば人間関係が良好になるというのではなく、人間関係を良好にするためにいいところに注目すると考えるのが大切です。

あがり症を克服できる緊張撃退法

プレゼンや会議などのように人前で発表するときに、緊張して硬くなってしまう。

仲間と話しているときは大丈夫なのに、人前に出るとパニック状態になってしまう。

結局、自分が何をしゃべったのかも全く覚えていないくらいあがってしまい、自分が情けなくなり、自信をなくしてしまう。

そんなあがり症の人でも、すぐに緊張してしまう人でも、人間の心は筋トレと同じで、鍛えることによって強くすることができます。

ここでは、あがり症を克服するための心のトレーニング方法をご紹介します。

この方法は至って簡単です。

それは自分が絶対にやらないことを1日1回やってみるということです。

もちろん、法律やマナーに反する行為をしてはいけないのは言うまでもありません。

日常生活のほんの些細なことでいいので、人と違うことをしてみるのです。

例えば、コンビニで買い物するときに、レジで店員さんに挨拶をしてみる。

レストランに行った時に、「このステーキ、半分でいいので値段も半額にしてくれませんか」と値切ってみたり、「このステーキ、2種類のお肉を半分ずつにしてくれませんか」とお願いしてみる。

洋服のお店で「シャツを3枚買うからネクタイつけて」などとちょっと難しそうなお願いをしてみる。

このように、普段は絶対にしないようなことをやってみます。

そうすることで、自分を意図的に緊張状態にして、心を鍛えるのです。

これはジムの筋トレで体を鍛えるのと同じ発想です

もちろん筋トレしてもすぐに筋力はつきません。

それと一緒で、初めはものすごく緊張します。

しかし、少しずつ心がその緊張状態に慣れてきます。

そして、それをクリアすることができれば、その後はかなり楽になるのです。

人と違うことをしても、ほとんど恥ずかしいと感じなくなり、心が強くなるのです。

何度も挑戦して経験を積むことで、自然にあがらなくなります。

もちろん会議やプレゼンなどの仕事に関係することに限定するのであれば、それだけでいいかもしません。

しかし、人生の様々な場面で極度に緊張することがなくなるように心を鍛えたいのであれば、このような極端なことをした方が効果的です。

言い換えれば、自分が恥ずかしいことを1日1回してみるということです。

すると、失敗して恥ずかしいことに脳と心が慣れて、羞恥心がなくなります。

大勢の人がいる前でダジャレを言うのでもいいので、かならず1日1回やると決めるのです。

もちろんずっとやり続ける必要はないのですが、1ヶ月だけ続けてみるという感じで、期間を決めて挑戦するといいでしょう。

大切なのは、これを意識してやるということです。

自然と恥ずかしいことになってしまうのでは、ただ恥ずかしいだけなので意味がありません。

意識的に行って羞恥心を克服することに価値があるので、しっかりと認識することが大切です。

1日1回恥をかくことで、恥ずかしい感情を処理する方法が覚えられるようになるのです。

ビジネスのアイデアが次々に湧きだす電話帳の使い方

スマホの電話帳は、ただ単に連絡先を記録するだけのものではありません。

アイデアを書き留めておくノートになったり、コミニケーションのツールにもなります。

それを見れば、どんな人脈を紹介するとその人のためになるか、誰と誰が繋がると新しくどんなことができるか、それによって自分にどんなメリットがあるかという発想が広がります。

電話帳はその使い方によって人間関係を良好にしたり、生き返らせたり、新たな関係を生み出すことができる武器になります。

連絡先をあいうえお順に並べているだけ、お気に入りに登録してるだけ、仕事とプライベートに使い分けるだけでは、十分に使いこなせているとは言えません。

それでは、用事のある相手に連絡を取るだけにしか使えません。

スマホをお使いの方は、電話帳をタグ付けで分類すると便利です。

タグ付けは、たくさんのデータを管理する際に役立つ方法です。

相手の心をつかむメールの書き方

ビジネスにメールは欠かすことができません。

メールなしではビジネスが成り立たなくなっています。

メールを上手に使いこなすことがビジネスを成功させるのに重要な要素になっています。

多くのメールの書き方の本には、「最初に結論を書け」と書かれています。

初めに要点を簡潔に伝えることが重要で、不要なことを書くと、焦点がずれてしまうということです。

これは半分は正しく、半分は間違いで、実際には相手によります。

メールを送る相手がどういう人なのか、その人からどういうメールが送られてくるのかによって、こちらのメールの書き方も変える必要があります。

ビジネスとは無関係な雑談から始めるメールを送ってくる人もいれば、簡潔なビジネスの文章だけを送ってくる人もいます。

メールを送る際には、必ず相手のメールの特徴に合わせて作成することが大切です

簡潔なビジネスの文章を送ってくる人に長い雑談の文章送ってしまうと、「こいつは仕事ができない奴だな」「こっちは今忙しいのに…」などと相手に反感をもたれる可能性が高まります。

逆に、ビジネスだけでなく人間同士のつながりを重視したいという人であれば、メールの内容はちょっとした雑談や季節の話に関することが多いでしょう。

そういう人には、こちらも同様に雑談を入れて送信します。

そうすることで、「付き合いやすい人」「感じのいい人」という印象をもたれる可能性が高まります。

こういう感じの人にビジネスの要点だけを書いた事務的なメールを送ってしまうと、「つまらない人だなぁ」「冷たいなぁ」という印象を与えてしまうかもしれません。

ですから相手と同じような書き方をして、同じ雰囲気のメール送ればいいのです。

そうすれば、人は自然と親しみを感じるようになります。

相手の言動や癖を真似することで、相手に対して無意識のうちにウマが合う人という印象を持たせる技術があります。

その技術をマッチングといいます。

マッチングは、商談や交渉など、相手と直接顔を合わせる時に活用すると効果的です。

相手がお茶を飲んだら自分もお茶を飲む、相手が足を組んだら自分も足を組むというように、少しずらして相手の動きを真似します。

そうすることで、相手は無意識のうちに親近感を覚えるのです。

相手のメールの書き方を真似するというのは、マッチングの技術をメールにも利用するということです。

人によってメールの書き方は異なるので、すべての人に通用する方法はありません。

そのため、ビジネスのメールでは結論を先に書くことが必ずしも正解というわけではありません。

相手の性格に合わせて対処することが理想的です。