細かい点にこそ意識を向けよう

身体言語とボディー・リーディングにおいて重要なのは、細かい点にどれだけ意識を向けるかです。

身体言語とボディー・リーディングでは、すべてのヒントが目の前に存在しています。

相手は自分自身の本心を様々なシグナルによって伝えようとしているのです。

後は、あなたがどこに注目すれば良いのかを知るだけでいいのです。

すると、相手の心を読むことがとても簡単になります。

私たちが体験したり、知覚することは、大半の部分が自分の今までの経験と、そこから導き出される推測に影響されます。

人は皆、そのような自分なりの型を持っており、それによって世界を見ているのです。

この型はすぐに何かを把握するのには非常に役立ちますが、状況によっては細かい点を認識できなくさせてしまいます。

そして、この細かい点がときにはとても重要になるのです。

人は自分の経験に合っているものを知覚し、合っていないものは見逃してしまいます。

つまり、私たちは自分自身の慣れによって生じる頭の中の型に振り回されているのです。

そうならないためにも、私たちは身体言語読解能力をトレーニングして身に付けておく必要があるのです。

読心術を学ぶ方法

読心術を学ぶには、どこかのレストランに入って、スマートフォンをしまい、店内を見回して、他の客をよく観察すればいいのです。

人々がどのように動き、どのように挨拶をしているか。

お互いにしっかりと相手を見ているのか、それとも目を合わせていないのか。

目の前の男性はどうして常に顎の傷跡を触っているのだろうか。

その傷は幼少期に三輪車に乗っていて転んだものなのか、あるいは誰かを助けようとして窓ガラスを割った際に負傷したものなのか…。

向こうの女性が常に髪の毛を触っている理由は?。

相手の話がつまらないのだろうか。

あるいは、もしかすると急いでいて美容院に行くことができず、気まずいと思っているのかもしれません。

このように、探偵のようにして手がかりを探してみます。

そうすると、今までに見えていなかったものがたくさん見えてくるはずです。

これをする理由は、周囲の人の身振りや表情の非言語サインを読み解くためです。

人々が互いにどのように接し、どのように付き合っているかを読み取ることによって、知覚力がどんどん磨かれていきます。

ここでの「力」というのは、直感力や広い視野、あるいは状況を読む鋭い感覚のことです。

この能力は全てコミニケーションに関わる場面で必要なものばかりです。

中でも、恋愛や男女関係に関わる場面では特に必要です。

男女が付き合っているかどうかを即座に見分ける方法

何時が付き合っているかどうかは、2人の物理的な距離を見れば分かります。

女性が男性の体に触れないように気をつけていたり、足を組むときにテーブルの下に目をやり、膝やつま先が相手に触れないよう注意していれば、男女が付き合っていないと判断できます。

逆の場合、男女は相手に寄り添いたがります。

一瞬でも相手に触れていないと、禁断症状を起こしているように辛く感じるのです。

相手の足を見ると、相手があなたに好意を持っているかわかる

ボディー・リーディングでは、特に細かい点がとても多くのことを教えてくれます。

特に注目すべきところが足です。

人間は頭から遠く離れている身体部位ほど意識がいかなくなるため、そこにどうしても本音が現れてしまうからです。

男性と女性が互いにつま先が相手の方を向いている場合は良いサインです。

足は無意識のうちに脳が興味を感じている方向に向きます。

そのため相手の足を見て、すぐにでも出口に向かって走り出しそうという印象を受けている場合は、もはやおしまいです。

逃げる事しか考えていない相手と付き合える機会はほとんどないからです。

もしあなたがこれから異性とデートする予定があるのであれば、ガラステーブルのレストランを選んでください。

そうすると、相手の足をチェックするためにわざわざテーブルクロスをめくるような真似をしなくて済みます。

もし女性が椅子の脚に内側から足を絡めて足首を引っ掛けていれば、それは明らかに逃げ出したいというサインです。

椅子の内側に足やつま先を引っ込めるのは、相手との距離を広げたいという気持ちの表れです。

相手から離れるために、後ろに退きたいのです。

つまり、座ったままそこから逃げ出そうとしているということです。

男性が女性との物理的な距離を近づけようとして、女性が腕を組んで大きく後ろに身を逸したとすれば、それは強烈な拒絶のシグナルです。

これは自分の上半身を隠すことで相手に触れられないようにする姿勢です。

人間の上半身には命に関わるような重要な臓器が詰まっています。

そのため人間は身の危険を感じたり、自身の領域への侵入に直面すると、この部位を守ろうとするのです。

その行動の大半は無意識のうちに本能的に行われます。

この身体言語の意味は明白で、「近づいてこないで!」という気持ちを表しています。

グラスを置く位置によって相手との距離を縮めることができる

男性がワインを1口飲んで、そのグラスを元の位置よりも少しだけ相手よりに置いたら、これは見過ごせない動きです。

明らかにテリトリーの拡大を狙い、征服を目的とした動きです。

それに対し、女性が腕を組んで身体を後ろにそらしたら、それは彼女がリラックスしていて、彼と2人でいるのが心地よいからです。

つまりこのジェスチャーは拒絶しているのではなく、近づいてもいいという了承を意味しているのです。

女性は男性よりも手をよく見る

手は脳に近いので足よりもコントロールしやすいですが、絶対というわけではありません。

女性は男性よりも会話しているときに相手の手をよく見る傾向があります。

私たちは手で多くのことを表現しています。

そして、その大半は無意識に行っています。

もちろん、それは意識して行うこともできます。

例えば、誰かと話をしているときに、手をわざと隠してみてください。

ポケットの中、テーブルの下、背中の後ろなど、どこでも構いません。

すると相手はあなたが何か隠し事をしているのではないかと感じ、不信感を覚えるはずです。

しかし、そのような不信感を相手に与えるのがあなたの目的でないのであれば、手は隠さずに相手に見せておきましょう。

また、手を使うことによって、理解しづらい説明をジェスチャーを使ってわかりやすく示すこともできます。