信頼のもとになるラポールを作り出す

言葉を使うことなく、身体言語だけでお互いの気持ちを伝達し、理解し合うことができます。

誰かに強い共感を覚えると、私たちは言葉ではなく身体を使って「私とあなたは同じですよ」というメッセージを相手に伝えようとします。

このメッセージは無意識のうちに相手に送られて、無意識のうちに受け取られます。

そのようなお互いの共感による強い結びつきを表す用語がラポールです。

ラポールはお互いに相手との信頼感から成り立っている心地よい感覚で、心理カウンセラーとクライアント、客と店員等の間に生じる場合もあります。

また、ラポールは意識的に作り出すことができます。

例えば催眠術師は、催眠術をかけられる相手との間にとても強いラポールをすぐに作り出すことができます。

ラポールのテクニックはより一般的な場面でも利用できます。

しかし、そのためには相手が行動する仕組みを事前に把握しておかなくてはなりません。

そこで役に立つのが神経言語プログラミング(NLP)です。

NLPはアメリカの言語学者ジョン・グリーンと数学者リチャード・バンドラーが生み出した学問で、様々なコミニケーションの技法で成り立っています。

私たち人間は、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感によってあらゆる物事を知覚します。

1秒間に何百万もの情報が、感覚器を通して脳に送られるのです。

これは眠っている間も行われています。

NLPの「神経」とは、このような脳神経レベルの活動のことです。

脳は新たに受け取った情報をこれまでに経験したことや記憶したことと照らし合わせて処理します。

それは、すべて無意識のうちに、一瞬で行われます。

また、脳は知覚した刺激が自分にとってどのような意味があるかも判断します。

ただし、知覚した膨大な刺激が全て処理されるわけではありません。

その大半は選別され、振るいにかけられます。

そのため私たちは膨大な刺激の中のほんの1部分しか認識できません。

主観的に選別されているのです。

そして、その選別の方法は人によって異なります。

視覚から情報を認識しやすい人もいれば、聴覚から認識しやすい人もいます。

感覚的に何かを感じ取りやすいという人もいるでしょう。

このような人それぞれに異なる解釈の仕方を、NLPでは内的表象といいます。

ちなみに、これはどの知覚システムが最も優れているのかということではありません。

というのも、私たちは状況に応じて使用する知覚システムを切り替えているからです。

次に、NLPの「言語」とは、言葉の使い方のことをいいます。

誰かが使っている言語をよく聞いていれば、その人が何に重点を置き、何を感じているかをほぼ正確に読み取ることができます。

ここでの言語とは、話し言葉だけではありません。

身体言語や書き言葉も同等に重要です。

そしてこのような言語の使い方が、周囲から見たあなたの印象だけでなく、あなた自身の思考にも影響するのです。

この「神経」と「言語」の処理するプロセスは、私たちの思考パターンと互いに影響し合っています。

どのように学ぶか、どのように決断するか、どのように問題を解決し、どのように行動するか。

それらは全て、その人のそれまでの経験や考え方に強く影響されるのです。

このような思考パターンをNLPではプログラムといいます。

つまりNLPによると、私たちは五感によって周囲の物事を知覚し、そこから受ける刺激を意識的かつ無意識の思考プロセスによって処理しています。

すると、それに応じて自立神経系が活性化し、身体反応が起こります。

つまりエネルギーが注意の向いた方向に向かうのです。

具体的に説明すると、例えば、あなたが大好きな食べ物のことを考えていると、だんだんその食べ物のおいしそうな味や匂いが頭に浮かんでくるはずです。

すると身体が反応し、口に唾液が出てくるはずです。

これが思考するだけで実際に身体反応が起こるということなのです。

大切な人と喧嘩をしても仲が壊れない理由

NLPでは、意識的にラポールを作りたければ、ただそう望むだけで作り出せると考えられています。

人間関係を築く上でラポールはとても重要です。

相手との間にラポールが作り出されると、私たちはただそれだけの理由で、お互いのことをさらに好きになります。

ここでも、「人は自分と似た人に親近感を覚える」という法則に当てはまります。

ラポールは相手の身振りや姿勢、しぐさ、呼吸のリズム等の身体言語に同調することで生み出されます。

しかし相手と意見が合わなくなると、大半の人は本能的にラポールを切ってしまいます。

これはごく自然なことです。

というのも、意見が違えば、身体の状態も同じままではいられないからです。

そして、ここにこそ相手との関係を改善する秘密が隠されています。

例えばあなたが相手と激しく口げんかをしていたとしても、身体言語を相手と同調させ続けると、ラポールは無意識のうちに保たれるのです。

そうすると、対立はあくまで内容だけのものとなり、感情のラポールはなくなりません。

言葉では喧嘩をしていても、身体は同調しているからです。

これは長期的に見ても大きな違いになるはずです。

ラポールは保たれてさえいれば、相手と意見が違う事はあまり大きな問題ではなくなります。

それどころか、相手と意見が違っていても自分の意見をはっきり主張できるようになるでしょう。

というのも、ラポールは口から発する言葉ではなく、身体を通して形成されるからです。

また、ラポールにはもう一つ別の効果もあります。

相手と同じ姿勢をとることで、その人が体感している世界に自分も入り込むことができるのです。

数分前まで、「そんなこと絶対にありえない」と思っていても、身体を同調させることで相手の立場になって理解することができるということです。

このように相手を理解することが、喧嘩を円満に解決するきっかけになります。

ここであなたと相手の2人でできるラポールの築き方をご紹介します。

まず相手と向き合って座り、お互いに意見が合っているテーマについて語り合います。

ただし、意識して相手の身体言語に同調しないようにします。

これを数分間続けて、どんなことが起こるか確認します。

あなた自身と相手をよく観察し、今あなたがどんな気持ちでいるかを確認します。

次に別の話題に変えて、お互いに意見が異なるテーマについて話し合います。

今度は相手の呼吸やしぐさなどに気を配って相手の身体言語に同調します。

そうすることで無意識のうちにラポールが築かれます。

ここでも、今あなたがどんな気持ちでいるかを確認します。

今度はどんな気持ちになったでしょうか。

いつも反対ばかりする人に賛同させる方法

世の中にはいつも他人の言うことに文句ばかり言っている人もいます。

こちらの意見にいつも反対ばかりしてくる人とラポールを築くにはどうすれば良いのでしょうか。

実は、これはそんなに難しいことではありません。

ここでも最初の段階は相手の身体言語に同調することです。

そうすることで、あなたとその相手は非言語レベルでは同じになります。

しかし、もっと良い方法があります。

それは「けれど」という言葉を上手に使うことです。

例えば、「あなたはそう感じないだろうけれど」と言ってから、あなたの意見を言うのです。

「あなたはそう感じないだろうけれど、このお菓子、おいしいわね」

「あなたはそう感じないだろうけれど、どこかに行ってみるのもいいかも」

「あなたはそう感じないだろうけれど、このドラマは面白いらしいよ」

このように、「けれど」の後にあなたの望みや意見を入れます。

相手はいつも人の言っていることに反対しているので、ここでも普段と同じように「いやいや、そう感じているよ」と、あなたの言っていることを否定するでしょう。

その結果、その相手はあなたが本当にいいたかったことに賛同してしまうのです。

こんなタイプにはこんな説明をするとうまくいく

私たちは皆、それぞれ異なった五感を使って思考しています。

とは言え、五感のうちのどれか1つだけを使っていると言うのではなく、その中のいくつかを使い分けているのですが。

例えば、目の前に洋服があるとします。

ある人は、目で見ることによって、その品質の高さを感じ取ります。

またある人は、実際に手で触ってみて確認します。

自動車であれば、車体を見ただけで品質が高いと感じる人もいれば、座席に座ってハンドルを握り、その感触を確かめる人、あるいはエンジン音で判断する人もいます。

つまり、優先的に使う五感は人によって異なるのです。

注意深く観察し、相手の言葉をよく聴いていれば、相手がどの五感を優先して買うタイプであるかを、見極めることができるのです。

私たちが使っている五感には、視覚(見る)、聴覚(聴く)、触運動覚(感じる)、味覚(味わう)、嗅覚(嗅ぐ)があります。

今あなたがこの文章を読んでいる間にも、実に様々なことが起こっています。

あなたは文章を読んで、周囲の音を聞き、肌には服の感触や気温を感じ、呼吸することでその匂いを感じ、口の中で味を感じているというように、膨大な情報量を処理しています。

しかし、私たちは周囲で起きていることの大半を、普段全く意識していません。

そのような情報は、必要になった時点で確認することができれば十分なのです。

相手と会話をするときに誤解を避けるには、その時に適切な言葉を適切なタイミングで、適切な身体言語と適切なアクセントによって伝える必要があります。

しかし、そんなときには、どのような言葉や身体言語やアクセントが適切なのでしょうか。

実は、これは人によって異なります。

私たちは皆、五感を使って様々な体験をしています。

ここでは、その中でも特に重要な3つのシステムである視覚、聴覚、触運動覚に着いて確認していきます。

注意して観察すると、あなたは相手がこの3つのうちのどれを中心に使っているかを、正確に見極めることができます。

大半の場合、五感のすべてが同時に使われますが、それでも前述したように、人によって優先して使うシステムは異なるのです。

そして、例えば視覚をよく使う人に「これはいい話に聞こえるね」という聴覚をよく使う人が好む言葉で話しかけても、ほとんど効果は期待できません。

これはとても重要なポイントです。

相手がどんなシステムを使っているかは、下記のような特徴から見極められます。

□視覚をよく使うタイプ

・映像によって、ものを考える
・色についての記憶力が良い
・他人の洋服をしっかり見ている
・身だしなみや服装が整っている
・大きな身振りをすることが多い
・胸の高さで身振りをすることが多く、素早い動作を好む
・考えているときに視線を上に向ける
・胸式呼吸をする人が多い
・「見抜く」「目にする」などの言葉を使うことが多く、「それは良さそうに見える」「大事なことを見逃していた」というような表現をする

視覚タイプのパートナーに対しては、言葉を使うだけではあまり効果がありません。

パートナーと身体言語を同調させ、それに加えて、あなたが目指しているものを実際に見せるようにしましょう。

例えば、新車を買いたいとか、台所をリフォームしたいという場合は、パートナーにパンフレットを見せます。

演劇を鑑賞したいなら、プログラムを見てもらいます。

あなたの望むことが相手の頭の中ではっきりと映像化されるようにしましょう。

□触運動覚をよく使うタイプ

・感覚的にものを考える
・感覚や手触りへの意識が強い
・話すテンポが遅い
・動作がゆっくりしている
・腹式呼吸をする人が多い
・腰の高さでゆったりした身振りをすることが多い
・考えているときに目線を下に向ける
・「暖かい」「冷たい」「鈍感」といった言葉をよく使い、「彼は冷たい人だ」「彼女は方向性がずれている」というような表現をする

触運動覚をよく使うタイプの人は、人から触れられるのが好きで、しっくりくる事を好みます。

このタイプは、「探りを入れる」「着手する」「いい感じがする」というような表現を使うと効果的です。

□聴覚をよく使うタイプ

・音色や物音でものを考える
・よく聞こえる環境を好む
・周囲の音を気にしやすい
・横隔膜を使って呼吸する
・上半身を使って前で身振りをすることが多い
・考えているときに目線を横に向ける
・「話す」「聞こえる」「聞いたことがない」といった言葉をよく使い、「そんな話は寝耳に水だ」「そんな話は聞いたこともない」というような表現をする

聴覚をよく使うタイプは相手の話を積極的に聞きます。

また、心地よい音の響きを重視します。

このタイプのパートナーをコンサートに誘いたければ、そのバンドが演奏している音源を聞かせると効果的です。

「君にはどんなふうに聞こえる? 」「まるで楽器のように心地よい響きだ」「僕たちは波長が合うね」という表現を使うと、より親密な関係を築くことができるはずです。

とても単純な分類の仕方に思えるかもしれませんが、案外役に立つはずです。

パートナーがどのシステムを優先して使っているかが分かれば、その人の思考に近づけることができます。

相手の身振りや言葉の選び方、呼吸を観察し、相手の行動に自分の行動を合わせていきましょう。

見た目だけを見せるのではなく、言葉使いも相手が重視して使っているシステムに合わせるのです。

ただし、どこまで相手に合わせるかはあなた次第です。

パートナーが攻撃や拒絶を示すシグナルを出してくることもあるでしょう。

そんな場合は、あなたが同じシグナルを返すべきかどうかは、状況によります。

あなたが拒絶のシグナルに合わせず、リラックスした様子を示していれば、相手の気持ちも落ち着いてくるかもしれません。

こういうケースの判断は、微妙な勘を働かせるしかないでしょう。

ここで紹介した方法を上手に使えば、あなたはパートナーと無意識の深い関係を築くことができます。

そうすれば相手が自分のことを理解してくれていると感じ、あなたの意見や提案を今までよりも積極的に受け入れてくれるようになるはずです。

全員を同時に説得できるカリスマ・パターン・テクニック

新たなパートナーだけでなく、知人や職場の同僚や友達の夫婦など、多くの人をまとめて説得したい場合はどうすればいいのでしょうか。

自分の意見を相手にうまく伝えたいものの、誰がどんなシステムをよく使うタイプなのか解りません。

それに、視覚をよく使うタイプの人もいれば、聴覚をよく使うタイプの人や触運動覚をよく使うタイプの人もいるでしょう。

どのようにすれば全員を上手に説得できるのでしょうか。

そんな時は、 NLPのカリスマ・パターン・テクニックを活用します。

このテクニックは、カリスマ性の高い人物の演説を数多く比較し、分析することによって生まれたテクニックです。

カリスマ性を持っている人物の演説は、まず触運動覚、次に聴覚、次に視覚によって聴衆に語りかけています。

ですから、あなたも同じようにしてみればいいのです。

例えば、全員をあるレストランに連れて行きたい場合は、下記の順序で説得してみるといいのです。

「いい店を見つけたんだけどどう?多分みんなゆったりくつろげると思うよ」と触運動覚を使います。

次に少し話す調子を速くして、聴覚をよく使うタイプの人にアピールします。

「渋谷の〇〇という店だよ。あの店なら落ち着いて話せるから、みんなでゆっくり話したいな」

さらに視覚をよく使うタイプの人のために、「あの店の料理を見たことがある?盛り付けが綺麗ですごく美味しそうなんだ」と付け加えます。

この順序には理由があります。

と言うのも、触運動覚をよく使うタイプの人は最初に話しかけないと、すぐに気をそらしてしまうのです。

逆に視覚をよく使うタイプの人はしばらく待ってくれます。

聴覚をよく使うタイプの人は、その2つのタイプの中間にあたります。

離婚する夫婦が発している5つのシグナル

身振りや動作は共感や誠実さ、あるいは相手への理解を伝えてくれます。

しかし、それだけではありません。

アメリカのセラピストの研究によると、離婚する夫婦には、本人たちが気づいていないときから、共通している行動パターンが見られたというのです。

なんと、夫婦喧嘩の会話を見るだけで、その夫婦は4~6年以内に離婚する確率を90%という高確率で当てられるというのです。

判断の基準になるのは、あるいくつかのシグナルです。

夫婦喧嘩では絶対に避けておきたい、結婚生活を破滅させる5つのシグナルは下記の通りです。

①相手のせいにする

喧嘩をした時に、相手に責任を押し付けようとする態度です。

「そんなこと言うけど、僕のせいじゃないよ! 」や「私のせいにばかりするけど、あなたにも責任があるんじゃないの? 」という言葉が2人の関係を複雑にさせてしまいます。

②何度も批判する

「君は全く…しない」や「あなたはいつもそう」等のように、相手に不満を伝えることも批判をすることもときには必要でしょう。

しかし、相手の人間性を何度も否定するような批判をすると、それが破滅のシグナルになってしまいます。

偏見と感情的な言い方が組み合わさると、 2人の関係は悪化するでしょう。

③軽蔑的なしぐさをする

口の片方だけを上げたり、鼻にしわを寄せたり、頬を膨らませたり、皮肉混じりに笑ってみたり、手で払いのけるようなしぐさをするのは、最も危険なシグナルです。

④壁を作って黙り込む

相手がふてくされた表情をし、唇を噛み締めて黙り込んだら、かなり深刻な事態になっています。

腕を組んで目を合わせようとしなければ、さらに深刻です。

「もういいよ」や「別に… 」という言葉で会話を拒絶してきます。

⑤自分の立場を守ることだけを考える

お互いが自分の領域を広く取り、大きな身振りを繰り返し、「やってみるといいんじゃないの?お手並み拝見だな」という言葉を口にするのは、事実上2人の関係が終わってしまったときに現れる行動です。

あらゆる手段を使って自分の立場を守ろうとしているのです。

破滅のシグナルが数多く見られるようになると、その2人はそう長くは続かないと判断されることになります。

一度くらい軽蔑的なシグナルを出していても、その前に5回くらい優しくうなずいたり微笑んだりしていればセーフです。

つまり、 5回に1回くらいの割合で破滅のシグナルが出ているだけなら問題ありません。

しかし、 逆に軽蔑のシグナルが5回に対して微笑みのシグナルが1回では、2人の関係はかなり深刻な状態といえます。

さらに、破滅のシグナルだけでなく、特に男性の方に注意してもらいたい危険なシグナルがあります。

あなたの奥様が、今までなら怒っていたことに対して突然全く怒らなくなれば、それはかなり危険なシグナルです。

喧嘩していても2人の仲を保つ5つの方法

喧嘩において、隠れたメッセージを読み解き、その場の空気を和らげる方法があります。

たとえ相手と意見が噛み合わなくても、夫婦の絆を保つことができる身体言語があるのです。

それは、下記の4つです。

①落ち着いて笑顔を見せる

夫婦喧嘩では、話す言葉よりも身体言語の方が重要です。

ポジティブな感情は言葉よりも身体言語の方がはるかに早く相手に伝わります。

また、幸せな夫婦は笑顔を多く交わし合っています。

逆に関係がうまくいっていない夫婦は笑顔もほとんど見られず、身体を固くしてお互いに向き合っていないことが多いのです。

②あくびをせず、相手をよく見る

否定的な感情を相手にぶつけるのと同じくらい夫婦関係を悪化させるのが、受け身のコミュニケーションです。

感情面で絆が切れてしまっている夫婦は、会話の最中でも相手をほとんど見ません。

頻繁にあくびをし、「パートナーのことなんてどうでもいい」という態度をとります。

これは心理学で「感情面での離婚」と言われるコミュニケーション形態です。

また、否定的なコミニケーションをする夫婦でさえも、受け身のコミニケーションをしている夫婦よりは幸せを感じているといいます。

つまり、「疲れているから」という言い訳は絶対にしてはいけないということです。

③うなずきやアイコンタクトをたくさんする

うなずきはコミニケーションを円滑にしてくれます。

これは女性の得意とするところでもあります。

もともと女性は生まれながらにして男性よりもうなずくことが多い傾向にあるからです。

幸せな夫婦は幸せでない夫婦よりも頻繁にアイコンタクトをしたり、励ますようなうなずきをすることで「あなたの話をしっかり聞いていますよ」と伝え合っているのです。

円満な夫婦関係を築くためにも、ぜひ参考にしたいところです。

ただし、60歳以上の方には当てはまりません。

というのも、60歳以上の夫婦は、幸せであってもなくても聞く姿勢に大きな違いが見られないからです。

④相手の視線に気を配る

女性は男性よりも対立を感じ取るアンテナが敏感です。

そのために、ストレスが溜まりやすい傾向があります。

女性が先に対立の気配を感じとっているのに、男性の方は順調だと思い込んでいたということも少なくありません。

パートナーが不安を抱いているかどうかは、すぐに見極められます。

そこで注目するのが視線です。

男性の方にお勧めなのが、下記の方法です。

心理学では、男性はなんらかの不満があると、いつもよりも頻繁に相手をじっと見つめるのだそうです。

そのため、相手に不満を抱えているカップルは互いに見つめ合うことが多くなります。

また相手に対する要求や非難がある時でも互いに見つめ会うことが多くなります。

中でも女性は、そんな状況では、まっすぐ相手の目を見る人が多いのです。

ただし、嬉しい時でもアイコンタクトが多くなります。

とはいえ、ポジティブなアイコンタクトの場合は、大半の場合、笑顔が伴います。

これは否定的なアイコンタクトでは決して見られない特徴です。

また、このような否定的な気持ちは、言葉で表さなくても相手に伝わってしまいます。

相手のやる事がどうしても気に入らない場合はどうすればいいのか

あなたの目に映る世界は、あなたの考え方次第で変わります。

それに合わせて、あなたの行動も変わってきます。

例えば、あなたが嫌なことばかり考えていると、あなたの嫌なものばかりが目に入るようになるでしょう。

すると、行動も物に対する見方も、それに合わせて否定的なものになってしまいます。

ですから、物事の良いところを見ることができる人は、そうでない人よりも間違いなく幸せなのです。

 

パートナーと共に人生を過ごしている人は、相手にどのくらい愛情を抱いているかで自分の幸福度も変わってきます。

愛がなくなりつつある2人は、相手への信頼感が薄れ、疑いが湧き起こり、不満をぶつけ合ってしまいます。

そして2人の関係はどんどん崩れていくでしょう。

ですから、相手の短所ばかり見るのではなく、長所に目を向けるべきなのです。

しかし、相手のしていることがどうしても気に入らない場合は、どうすればいいのでしょうか。

確かに現状をすぐに変えることはできませんが、今置かれている状況に対する自分の考えや対処法は自分で変えることができるでしょう。

誰かを批判すれば、相手だけでなく、あなた自身も責めることになります。

というのも、相手を批判する事で、相手の嫌なところばかりが目に入るようになるからです。

喧嘩ばかりしているカップルでも、互いに文句を言い合うのをやめて、逆に相手を褒めるようにすれば、それだけでも、よりよい関係に改善できるでしょう。

話し言葉や身体言語で相手の欠点を指摘するよりも、相手を愛して、それを相手に伝える方がずっとうまくいくはずです。

これは、自分自身についても当てはまります。

自分のことを好きになることができない人は、他人を好きになることもできません。

心の中で自分を責めていると、ストレスがたまります。

すると体中の筋肉まで固まってきます。

首や肩が固くなった状態でぎこちない動きをしていては、周囲の人から親しみやすい人とは見られないでしょう。

もちろん、自分を少し責めるくらいであれば、それほど酷くはなりません。

しかし、いつも自分を責めていると、いつも唇をかみしめるという何かを受け入れたくないサインを出してしまったり、頭を固定したまま話すという対立のサインを出してしまったり、肩こりで首が動かないため、横目で相手を見やるという威嚇のサインを出してしまったり、不安なため、鉛筆や指で机をこつこつ叩く支配のジェスチャーを出すようになってしまいます。

誰かを批判したりせず、人の良いところを認めて、そのまま受け入れる方がはるかに合理的です。

しかも、これは心の中だけで思うだけでもかまわないのです。

怒りが湧き出てきたときに一瞬で落ち着く方法

あなたがもしパートナーと喧嘩になったら、試してみてほしい方法があります。

激しい口論をしているその相手が、美しいお花畑に立っているところを想像してください。

さらに、心の中で相手を褒めるだけでも効果があります。

それだけでも、喧嘩しているときに何かが変化するのを感じるはずです。

相手に攻撃しようとする気持ちが薄らいでいくのです。

あなたの思考が身体に大きな影響を及ぼします。

そのため、お世辞でもいいので、相手の良いところを意識して考えていれば、自然とあなたの身体シグナルも肯定的なものに変化します。

身体言語が開放的で落ち着いたものになり、顔つきも柔らかくなるでしょう。

すると、口論も平和的なものに変わります。

また、これは電話でも同様です。

相手の長所を思い浮かべるだけで、声の響きまでも変わるのです。

パートナーに対してすごく腹が立った時には、どう対処すればいいのでしょうか。

そんな時こそ、感情のままに行動してはいけません。

喧嘩とは、大半の場合、本当の問題点を話し合うのではなく、感情にまかせた言い合いに発展する傾向があります。

すると、否定的な感情によって、 2人の間に壁ができ、相手を挑発したり傷つけたり、ついには軽蔑するような反応してしまいます。

それは確実に2人の関係を終わらせてしまうシグナルです。

そのため、たとえどんなに腹が立っても、その感情に流されるべきではありません。

できれば少し外に出て、少し頭を冷やしてから、改めて冷静に話し合いましょう。

それでは、なぜ感情に従ってはいけないのでしょうか。

それは、感情は私たちの行動と思考から生じるものであり、その逆ではないからです。

緊張と一目惚れの身体の反応は同じなのか

あなたが誰かに一目惚れしたとします。

あなたは脈が速くなり、手が震え、口の中が乾いていきます。

それでも、あなたは幸せな気分になっているはずです。

というのも、このような反応は恋に落ちたからだと判断するからです。

しかし、これが人前で演説をするという状況であればどうでしょうか。

おそらく、身体の反応は全く同じでしょう。

脈が速くなって、手が震え、口の中が乾いてきます。

ところがこの場合は、全く幸せな気分ではないはずです。

つまり、私たちの脳があるひとつの身体反応を恋愛と緊張のどちらの感情と判断するかは、明らかに状況次第なのです。

ですから、ある感情が起こる際の順序は、人前で話す→緊張する→心臓がドキドキするではなく、人前で話す→心臓がドキドキする→ここであなたの脳は自分の置かれた状況を確認して、これは期待や恋愛のドキドキではなく、緊張しているのだという判断を下しているのです。

感情に任せて動くのは合理的ではないだけでなく、感情的な思考パターンにとらわれるという悪影響をもたらします。

私たちは、感情に流されてしまうと、「また」や「いつも」や「まったく~ない」という言葉で物事を決めつけてしまう傾向があります。

「いつも部屋を散らかしっぱなしにして」「また帰るのが遅い」「あの人は全く夕食の買い物をしてくれない」といった感情に支配されてしまうのです。

このような言葉は、思いつくだけでも有害です。

思考するときには、感情に従って思考するのではなく、感情を思考に従わせるようにしましょう。

ただし、感情を抑制しろと言っているわけではありません。

自分の感情をしっかりと把握し、それに従うべきかどうかを正確に見極める必要があるということです。

初めてのデートで行くべき場所とは

気になる人との初めてのデートをうまくいくようにするには、デートでなるべく興奮するようなことをすればいいのです。

例えば、迫力満点の映画を見たり、高い山に登ったり、ジェットコースターに乗ったりするのがお勧めです。

すると、相手はその体験によって生じた心臓のドキドキをあなたと関連付けて考えます。

「この心臓のドキドキはこの人と一緒にいるからだ」と勘違いして、スリル満点のジェットコースターのせいだとは思いません。

これを心理学では吊り橋効果と言っています。

身体的な原因で生じたことを感情的な原因で生じたと勘違いするのです。

つまり感情は何が原因で生じるかわからないのです。

そのため、安易に感情に従ってはいけないのです。

自分の心の中で何らかの感情が生じていることに気づいたら、その感情に従うべきかどうかをきちんと見極めましょう。