宮藤官九郎による番組オリジナル脚本のドラマです。

時代は治時代後期~昭和時代中期。

1964年の東京オリンピックが開催されるまでの歴史を描いた物語です。

主演は阿部サダヲと中村勘九郎。

1912年に日本人で初めてオリンピックに出場したマラソン選手・金栗四三(中村勘九郎)と1964年の渡橋オリンピックを成功させた田畑政治(阿部サダヲ)が、オリンピックに懸けた日本人の歴史を演じます。

放送日程

放送予定日:2019年1月6日~(全47回)

放送時間:毎週日曜日夜 8:00~8:45 ※初回のみ8:00~9:00

再放送::毎週土曜日昼 1:05~1:50

放送局:NHK総合

スタッフ

作:宮藤官九郎

音楽:大友良英

ナレーター:ビートたけし

題字:横尾忠則

制作統括:訓覇 圭、清水拓哉、屋敷陽太郎

プロデューサー:岡本伸三、吉岡和彦(プロモーション)

演出:井上 剛、西村武五郎、一木正恵、大根 仁

主な登場人物・キャスト

金栗四三(かなくり しそう):中村勘九郎

自然に恵まれた熊本で育ち、通学で往復12キロを走っているうちに、マラソンランナーとして成長。その後、日本人初のオリンピック選手となる。

田畑政治(たばた まさじ):阿部サダヲ

もともとは水泳の指導者だったが、大学卒業後に新聞記者となり、スポーツの地位向上に努めた。オリンピックの組織委員会事務総長として1964年の東京オリンピックを成功に導く。

嘉納治五郎(かのう じごろう):役所広司

四三が進学した東京高等師範学校の校長。「日本スポーツの父」と呼ばれ、日本のオリンピック初出場のために、アジア初のIOC委員として奮闘する。

古今亭志ん生(ここんてい しんしょう):ビートたけし

酒や博打にのめり込み、実生活でも落語の世界のような生活を送り、「座っているだけですでに面白い」と言われる境地に達した落語家。「昭和の大名人」と呼ばれる。

 

熊本の人々

春野スヤ(はるの スヤ):綾瀬はるか

医者の娘。後に四三の妻になる。天真爛漫なお嬢様タイプ。生まれつきの明るさで、四三の心を癒し、支える。

金栗実次(かなくり さねつぐ):中村獅童

金栗家の長男。優しくも厳しいタイプ。家計が苦しい中、父に代わって家族を支え、四三を東京の学校に進学させる。

美川秀信(みかわ ひでのぶ):勝地涼

四三の中学校の同級生。流行に乗りやすいタイプ。四三とともに東京高等師範学校に入学するが、次第に落ちこぼれていく。

池部幾江(いけべ いくえ):大竹しのぶ

四三がオリンピックに参加出来るよう、金策を成功させる名家の妻。四三の大恩人。四三を養子にする。

金栗信彦(かなくり のぶひこ):田口トモロヲ

熊本で酒蔵を経営する四三の父。気丈に振る舞うタイプ。病弱で自分に似た四三を気遣っている。

金栗シエ(かなくり しえ):宮崎美子

四三の母。夫の宣彦を早くになくし、畑仕事をしながら大家族を支えるたくましくて明るい母親。

池部重行(いけべ しげゆき):髙橋洋

村一番の名家である池部家の跡取り。広大な田畑を所有している。実母の幾江とともに庄屋を経営。

春野先生(はるのせんせい):佐戸井けん太

スヤの父。明治時代には少なかった西洋医師。診療で毎日村中を回っている。

 

志ん生の青春時代

美濃部孝蔵(みのべ こうぞう):森山未來

後の志ん生。家を勘当されたが、運命的な出会いがあり、落語家を目指す。小学校を退学したその日暮らしの悪童。

小梅(こうめ):橋本愛

浅草十二階で客引きをする遊女。熊本から上京したばかりの四三にすぐさま声をかける。

清さん(せいさん):峯田和伸

東京中を走り回る脚力自慢の人力車夫。日本初のオリンピック予選に潜り込んで四三と知り合う。

橘家圓喬(たちばなや えんきょう):松尾スズキ

孝蔵の最初の師匠。毒舌だが物腰柔らかなタイプ。明治時代の東京で圧倒的な人気を誇る落語家。

五りん(ごりん):神木隆之介

志ん生の家に勝手に居座って弟子になる。落語には興味がなく、師匠に対してもタメ口を聞きがちな若手落語家。

知恵(ちえ):川栄李奈

五りんの女友達。明るく物怖じしないタイプで、志ん生を困らせる。

今松(いままつ):荒川良々

志ん生の弟子。師匠思いだが出世は遅い。一家のムードメーカーで、不器用だが愛されるタイプ。

美濃部りん(みのべ りん) / おりん:池波志乃

志ん生の妻。売れない落語家だった志ん生の極貧生活を支える貧乏長屋の女将さん。

 

天狗倶楽部と三島家の仲間

三島弥太郎(みしま やたろう):小澤征悦

年の離れた三島弥彦の長兄。後に第8代日銀総裁になる銀行家。スポーツに没頭する弥彦の扱いに手を焼く。

三島和歌子(みしま わかこ):白石加代子

薩摩の華族である三島家の大奥様。恐母と誤解されがちだが、実は涙もろくて情け深い優しい母親。

シマ:杉咲花

三島家の上中。弥彦の良き理解者。スポーツに魅力を感じ、女性スポーツの先駆者となる。

三島弥彦(みしま やひこ):生田斗真

東京帝国大学に所属するトップエリート。日本初のスポーツ同好会「天狗倶楽部」に所属するエリート。

本庄(ほんじょう):山本美月

当時はまだ少なかった女性記者。オリンピックに出場する四三達を取材する華やかで美しい熱心な記者。

押川春浪(おしかわ しゅんろう):武井壮

「天狗倶楽部」の創設者。各競技に詳しい一方、人気雑誌でSF小説の実績を務める一面を持つ。

中沢臨川(なかざわ りんせん):近藤公園

鉄道外車に勤務する工学博士。「天狗倶楽部」の頭脳派博士でもある。会社のつてを生かして陸上のグラウンドを建設。

吉岡信敬(よしおか しんけい):満島真之介

「天狗倶楽部」に所属する日本初の応援団長。応援に熱を上げ、「ヤジ将軍」というあだ名が付けられた。

 

東京高師・大日本体育協会

永井道明(ながい どうめい):杉本哲太

ヨーロッパから日本に体操を取り入れた。四三達の宿舎の舎監を務め、四三を指導する高師の鬼教官。

可児徳(かに いさお):古舘寛治

嘉納を支える東京高師助教授。東京オリンピック参加の準備に奔走する。

大森安仁子(おおもり あにこ):シャーロット・ケイト・フォックス

兵蔵の妻。アメリカ人の画家。四三と弥彦に英語やテーブルマナーを指導する。

大森兵蔵(おおもり ひょうぞう):竹野内豊

日本選手団監督。四三達を率いる。アメリカ仕込みの態度により、キザな男と見られてしまう。

黒坂辛作(くろさか しんさく):ピエール瀧

足袋屋の店主。頑固で職人気質なタイプ。四三とともにマラソン用の足袋開発に取り組む。

内田公使(うちだこうし):井上肇

スウェーデン駐在公使の外交官。オリンピックのストックホルム大会で日本選手団をサポートする。

大隈重信(おおくま しげのぶ):平泉成

総理大臣などを歴任した大物政治家。日本初と言われる始球式も務めた。

野口源三郎(のぐち げんざぶろう):永山絢斗

東京オリンピックの予選に四三と共に参加。現役引退後は大日本体育協会の理事になり、スポーツ振興に努めた四三の後輩。