八十八夜はいつ?

よく知られている茶摘みの歌に「夏も近づく八十八夜 悩にも山にも若葉が茂り あれに見えるわ茶摘みじゃないか・・・」という歌がありますが、その歌詞の中にある八十八夜とは立春から数えて八十八日目にあたり、現在では5月1~3日です。

2018年の八十八夜は5月2日です。

八十八夜とお茶との関係は?

実際に歌にうたわれているように、その日に摘んだお茶の葉は味も香りも質が高いとされています。

前述したように、八十八夜とは立春から数えて八十八日目の事ですが、初夏の風が吹くこの季節の旬は新茶です。

八十八夜から2~3週間以内に芽吹いた茶葉を収穫して作ったお茶を新茶または一番茶といいます。

ちなみに、 6月下旬~7月上旬に摘み取られるお茶は2番茶、 7月中旬~8月下旬に摘み取られるお茶は3番茶といいます。

新茶(一番茶)には、その後に摘まれる二番者よりも、冬の間に蓄えられた成分がたくさん詰まっており、旨味成分となるアテニンなどが豊富に含まれています。

とは言え、実際には産地の天候などによってお茶の出来具合も変わるので、茶摘みの時期は年によって変わります。

八十八夜の意味と由来は?

八十八夜は「夏も近づく」とあるように、農村では畑の作物の種まきを始めたり、田んぼの苗代刈りを始める重要な時期です。

「八十八夜の泣き霜」「八十八夜の別れ霜」といわれているように、遅霜による農作物の被害から解放されるときです。

お茶は霜にとても弱いため、良いお茶を作るには霜対策が欠かせません。

この日は農事の目安として重要な日になっており、田んぼの神に備えものをして豊作祈願もしていました。

そのため、 八十八は漢字の米に通じ、末広がりの八が2つ重なって縁起が良いとされていました。

農事だけでなく、瀬戸内海では魚島時といわれ、この日は豊漁期に入る目安ともされていたようです。

動画:SankeiNews